【正直レビュー】SwitchBot スマートトラッカー カードを使ってみた

5.0
商品レビュー

こんにちは!普段IT系企業で働いているガジェット好きのayatakaです。

switchbotのスマートトラッカー カード(忘れ物防止タグのカードVer)を使用してみた結果とその感想をまとめましたので記載します。

購入した背景

最近家のIoT化を進めており、さまざまなswitchbot製品を購入しておりました。

SwitchBotで家電をコントロールする中で、外出/帰宅時に家電を自動でオンオフする機能を、スマホのGPSを使って実現し自動化万歳!となっておりました。

ですが、スマホバッテリーの消費問題や常時GPS情報を提供するのに少し不安を感じておりました、

そんな中、switchbotの商品で「紛失防止以外にも家電自動化に使えるスマートトラッカー カード」が発売されたので、使用してみた感想を本記事に記載いたします!

特徴(仕様)

本製品の特徴は以下になります。

特徴
  • 薄型・軽量デザイン
    • 約2.5mmの薄さで、財布やカードケースにスマートに収納可能
  • Appleの「探す」に対応
    • iPhone、iPad、Macの「探す」ネットワークで、紛失した場所を特定
  • 紛失防止機能
    • 持ち物を紛失する前に通知を受けたり、置き忘れを防止するアラートを設定
  • ブザー内臓
    • 大音量アラームで、紛失した物を簡単に発見可能
  • SwitchBot Hubとの連携
    • SwitchBot Hubと連携することで、スマートトラッカーカードを使った自動化設定が可能
  • IP67規格(防水/防塵)
    • 小雨や水滴から本体を保護
  • 最大3年間の電池寿命(電池交換不可)
  • NFC機能
    • NFCタグとして利用することが可能
  • 情報暗号化
    • 銀行レベルの情報暗号化(AES-128)にて情報を保護
  • 安心のサポート
    • メーカー保証やカスタマーサポートが充実

製品仕様は以下の通りになります(公式HPから一部引用)

項目仕様
サイズ約85 x 54 x 2.5 mm
重量約12 g
電池寿命最大3年間 (電池交換不可)
防水規格IP67 (一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けないレベル)
通信方式Bluetooth Low Energy
対応OSiOS / Android
※Androidユーザーは「Eufy Security」のみの利用
動作温度-10℃ ~ 45℃
相対動作湿度10% ~ 90%
型番W2500032

外観

正面
SmartTrack Card 正面
SmartTrack Card 正面
SmartTrack Card 正面説明
SmartTrack Card 正面説明

正面にはボタンがあり、ボタンに関しては押す回数により以下操作が可能です。※ブザーは本体に内蔵

ボタン
  • 2回押した場合
    • 接続しているスマートフォンを鳴らす
  • 5回押し+10秒間長押しした場合
    • 探すネットワークを無効化する
  • 5回押し+15秒間長押しした場合
    • 情報リセット
  • 45秒間長押し
    • カードの初期化
裏面
SmartTrack Card 裏面

裏面には各種認証マーク及びQRコード、NFCの記載があります。

※画像のQRコードはモザイク加工しております

この裏面にあるQRコードは、紛失時に拾得者がQRコードを読み取ると連絡先やメッセージが表示されるようになっております。

QRコードに連絡先やメッセージを追加する方法は以下になります。

連絡先/メッセージ追加方法
  1. switchbotアプリにて紛失モードを有効化します
  2. 連絡先情報やメッセージを入力します
  3. SmartTrack CardにあるQRコードをスキャンすると、登録した情報が表示されます
厚さ

厚さは約2.5mmと一般的なクレジットカード約3枚分の厚さになります。

Apple AirTagと比較すると約3倍ほど薄いため、財布のカード入れに入れても違和感なく使用することが可能です。

SmartTrack Card 厚み
SmartTrack Card 厚み

SwitchBot製品との連携

本製品のメリットの1つでもある「switchbot製品との連携」はswitchbotハブとスマートトラックカードがBluetoothにて連携し外出/帰宅のアクションが可能です。

自分の場合、今までスマホのGPSを利用して外出/帰宅判定をしていたのですが、本カードを導入してから以下のような形になりました。

旧)スマホのGPSにて特定エリアから半径xxメートルを出たら/入ったらオートメーションを動かす
メリデメ
  • メリット
    • 特定の場所やエリア(何メートル以内など)を自由に選択可能
    • switchbotハブとアプリのみで本製品をすることが可能
  • デメリット
    • 携帯のGPSを常時使用するため、スマホの電池持ちが悪くなる
    • 判定が厳格ではなく大雑把な判定をされているような気がする(使用していてエリアから出たのに動かない等があった)
    • 簡単な外出でもスマホを持ち歩く場合でもGPSが稼働するため、意図していない場所でもオートメーションが稼働する
新)switchbotハブが繋がる範囲にスマートトラックカードがあるか/無いかでオートメーションを動かす
メリデメ
  • メリット
    • スマホのGPSを利用しなくても外出/帰宅の判定ができる
    • スマホを常時持ち歩く場合でも、オートメーションの誤作動がなくなる
  • デメリット
    • スマートトラックカードを購入する必要がある
    • リアルタイムで外出判定をしてくれない(switchbotハブから離れて10分後という動作しか設定できない)

メリット

利用して感じたメリットは以下の通りです。

(本製品独自のメリットには赤線を記載)

メリット
  • Appleの「探す」ネットワークに対応
    • iPhone、iPad、Macの「探す」アプリで、SmartTrack Cardの位置を地図上で確認可能
    • 世界中の「探す」ネットワーク参加者のデバイスを通じて、紛失した場所を特定できる可能性が高まる(どちらかといえば、iPhoneの探すネットワークが優秀)
  • 置き忘れ防止アラート
    • SmartTrack Cardとスマートフォンが一定距離以上離れると、アラートが鳴り、置き忘れを防止することが可能
  • 大音量アラーム
    • SmartTrack Cardのボタンを押すことで、携帯の居場所を音で見つけることが可能
  • 薄型・軽量
    • 約2.5mmの薄さで、財布やカードケースにスマートに収納
  • カード型
    • クレジットカードとほぼ同じサイズなので、財布に入れやすい
  • 電池の寿命の長さ
    • 最大3年間の電池寿命
  • NFCタグ機能
    • NFCタグとして利用可能(switchbotのスマートロックと連携すれば鍵の施錠/解錠にも利用可能)
    • 電池が切れたとしてもNFCタグとして利用することが可能
  • SwitchBot製品との連携
    • 別売りのswitchbotハブと連携すれば、外出時/帰宅時のオートメーションの設定が可能

デメリット

デメリットは以下の通りです。

デメリット
  • 電池交換ができない
  • 超広帯域無線通信技術(UWB)非対応
  • switchbot製品との連携が強みになるため、switchbotハブを持っていない人からするとメリットが少ない

まとめ

SwitchBot スマートトラッカー カードは、単なる紛失防止タグ以上のポテンシャルを秘めています。

特に、SwitchBot Hubと連携することで、GPSに頼らずに高精度な外出/帰宅判定を実現できる点が大きな魅力です。

スマホのバッテリー消費を気にせず、スマートホームの自動化をより快適にしたいSwitchBotユーザーにとって、これは見逃せないアイテムと言えるでしょう。

ただし、電池交換ができない点や、UWB非対応といった点は留意が必要です。

総合的に見ると、SwitchBot スマートトラッカー カードは、SwitchBotエコシステムを活用しているユーザーにとって、スマートホーム体験を向上させるための有力な選択肢の一つと言えるでしょう。

次回予告

最近、仕事で数字を打ち込む機会が増えたため以下条件を満たすテンキーを探しておりました。

条件
  • 値段が5000円以下
  • メカニカルキーボードであること
  • ワイヤレス、特に2.4GhzのUSBに対応していること

そんな中、条件を満たすテンキーが見つかったため購入いたしました!!

そのため、次回は商品名「ZUOYA-GMK26」というテンキーを紹介&レビュー予定です。

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