こんにちは!普段IT系企業で働いているガジェット好きのayatakaです。
switchbotのスマートトラッカー カード(忘れ物防止タグのカードVer)を使用してみた結果とその感想をまとめましたので記載します。
購入した背景
最近家のIoT化を進めており、さまざまなswitchbot製品を購入しておりました。
SwitchBotで家電をコントロールする中で、外出/帰宅時に家電を自動でオンオフする機能を、スマホのGPSを使って実現し自動化万歳!となっておりました。
ですが、スマホバッテリーの消費問題や常時GPS情報を提供するのに少し不安を感じておりました、
そんな中、switchbotの商品で「紛失防止以外にも家電自動化に使えるスマートトラッカー カード」が発売されたので、使用してみた感想を本記事に記載いたします!
特徴(仕様)
本製品の特徴は以下になります。
- 薄型・軽量デザイン
- 約2.5mmの薄さで、財布やカードケースにスマートに収納可能
- Appleの「探す」に対応
- iPhone、iPad、Macの「探す」ネットワークで、紛失した場所を特定
- 紛失防止機能
- 持ち物を紛失する前に通知を受けたり、置き忘れを防止するアラートを設定
- ブザー内臓
- 大音量アラームで、紛失した物を簡単に発見可能
- SwitchBot Hubとの連携
- SwitchBot Hubと連携することで、スマートトラッカーカードを使った自動化設定が可能
- IP67規格(防水/防塵)
- 小雨や水滴から本体を保護
- 最大3年間の電池寿命(電池交換不可)
- NFC機能
- NFCタグとして利用することが可能
- 情報暗号化
- 銀行レベルの情報暗号化(AES-128)にて情報を保護
- 安心のサポート
- メーカー保証やカスタマーサポートが充実




製品仕様は以下の通りになります(公式HPから一部引用)
項目 | 仕様 |
---|---|
サイズ | 約85 x 54 x 2.5 mm |
重量 | 約12 g |
電池寿命 | 最大3年間 (電池交換不可) |
防水規格 | IP67 (一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けないレベル) |
通信方式 | Bluetooth Low Energy |
対応OS | iOS / Android ※Androidユーザーは「Eufy Security」のみの利用 |
動作温度 | -10℃ ~ 45℃ |
相対動作湿度 | 10% ~ 90% |
型番 | W2500032 |
外観
正面


正面にはボタンがあり、ボタンに関しては押す回数により以下操作が可能です。※ブザーは本体に内蔵
- 2回押した場合
- 接続しているスマートフォンを鳴らす
- 5回押し+10秒間長押しした場合
- 探すネットワークを無効化する
- 5回押し+15秒間長押しした場合
- 情報リセット
- 45秒間長押し
- カードの初期化
裏面

裏面には各種認証マーク及びQRコード、NFCの記載があります。
※画像のQRコードはモザイク加工しております
この裏面にあるQRコードは、紛失時に拾得者がQRコードを読み取ると連絡先やメッセージが表示されるようになっております。
QRコードに連絡先やメッセージを追加する方法は以下になります。
- switchbotアプリにて紛失モードを有効化します
- 連絡先情報やメッセージを入力します
- SmartTrack CardにあるQRコードをスキャンすると、登録した情報が表示されます
厚さ
厚さは約2.5mmと一般的なクレジットカード約3枚分の厚さになります。
Apple AirTagと比較すると約3倍ほど薄いため、財布のカード入れに入れても違和感なく使用することが可能です。

SwitchBot製品との連携
本製品のメリットの1つでもある「switchbot製品との連携」はswitchbotハブとスマートトラックカードがBluetoothにて連携し外出/帰宅のアクションが可能です。

自分の場合、今までスマホのGPSを利用して外出/帰宅判定をしていたのですが、本カードを導入してから以下のような形になりました。
旧)スマホのGPSにて特定エリアから半径xxメートルを出たら/入ったらオートメーションを動かす
- メリット
- 特定の場所やエリア(何メートル以内など)を自由に選択可能
- switchbotハブとアプリのみで本製品をすることが可能
- デメリット
- 携帯のGPSを常時使用するため、スマホの電池持ちが悪くなる
- 判定が厳格ではなく大雑把な判定をされているような気がする(使用していてエリアから出たのに動かない等があった)
- 簡単な外出でもスマホを持ち歩く場合でもGPSが稼働するため、意図していない場所でもオートメーションが稼働する
新)switchbotハブが繋がる範囲にスマートトラックカードがあるか/無いかでオートメーションを動かす
- メリット
- スマホのGPSを利用しなくても外出/帰宅の判定ができる
- スマホを常時持ち歩く場合でも、オートメーションの誤作動がなくなる
- デメリット
- スマートトラックカードを購入する必要がある
- リアルタイムで外出判定をしてくれない(switchbotハブから離れて10分後という動作しか設定できない)
メリット
利用して感じたメリットは以下の通りです。
(本製品独自のメリットには赤線を記載)
- Appleの「探す」ネットワークに対応
- iPhone、iPad、Macの「探す」アプリで、SmartTrack Cardの位置を地図上で確認可能
- 世界中の「探す」ネットワーク参加者のデバイスを通じて、紛失した場所を特定できる可能性が高まる(どちらかといえば、iPhoneの探すネットワークが優秀)
- 置き忘れ防止アラート
- SmartTrack Cardとスマートフォンが一定距離以上離れると、アラートが鳴り、置き忘れを防止することが可能
- 大音量アラーム
- SmartTrack Cardのボタンを押すことで、携帯の居場所を音で見つけることが可能
- 薄型・軽量
- 約2.5mmの薄さで、財布やカードケースにスマートに収納
- カード型
- クレジットカードとほぼ同じサイズなので、財布に入れやすい
- 電池の寿命の長さ
- 最大3年間の電池寿命
- NFCタグ機能
- NFCタグとして利用可能(switchbotのスマートロックと連携すれば鍵の施錠/解錠にも利用可能)
- 電池が切れたとしてもNFCタグとして利用することが可能
- SwitchBot製品との連携
- 別売りのswitchbotハブと連携すれば、外出時/帰宅時のオートメーションの設定が可能
デメリット
デメリットは以下の通りです。
- 電池交換ができない
- 超広帯域無線通信技術(UWB)非対応
- switchbot製品との連携が強みになるため、switchbotハブを持っていない人からするとメリットが少ない
まとめ
SwitchBot スマートトラッカー カードは、単なる紛失防止タグ以上のポテンシャルを秘めています。
特に、SwitchBot Hubと連携することで、GPSに頼らずに高精度な外出/帰宅判定を実現できる点が大きな魅力です。
スマホのバッテリー消費を気にせず、スマートホームの自動化をより快適にしたいSwitchBotユーザーにとって、これは見逃せないアイテムと言えるでしょう。
ただし、電池交換ができない点や、UWB非対応といった点は留意が必要です。
総合的に見ると、SwitchBot スマートトラッカー カードは、SwitchBotエコシステムを活用しているユーザーにとって、スマートホーム体験を向上させるための有力な選択肢の一つと言えるでしょう。
次回予告
最近、仕事で数字を打ち込む機会が増えたため以下条件を満たすテンキーを探しておりました。
- 値段が5000円以下
- メカニカルキーボードであること
- ワイヤレス、特に2.4GhzのUSBに対応していること
そんな中、条件を満たすテンキーが見つかったため購入いたしました!!
そのため、次回は商品名「ZUOYA-GMK26」というテンキーを紹介&レビュー予定です。
